どうなる?“行動制限緩和”の実証実験 記者解説[2021/09/24 17:55]

 来月、行動制限緩和に向けた実証実験が行われるということです。これまでに分かっている実証実験の概要です。

 まず、実施される都道府県ですが、西村経済再生担当大臣は、詳細は明かさなかったものの基本的には北海道、大阪、兵庫、福岡、沖縄など参加の意思表明があった13の自治体で実施したい考えを示しました。

 13の自治体のどの施設で実験が行われるのかですが、飲食店、ライブハウス、そして小劇場が想定されています。

 また、この13の自治体に限らず、プロ野球やJリーグなどスポーツイベントでも行えるよう調整を行っているということです。

 これらの施設でどのような実験が行われるかについて、具体的には、ワクチン接種証明や陰性証明の確認をしたうえで入店や入場を認め、人数制限を緩めます。そして、店内や会場でその証明がある人とない人で利用エリアを分けることなどを想定しているということです。

 実証実験の期間は来月中の2週間から3週間程度を想定しているとして、政府はワクチンが利用者に行き渡るとされる11月から本格運用を開始したい考えです。

 実証実験について、経済部・中村友美記者の解説です。

こちらも読まれています