日経平均株価 約12年ぶりに8日連続で下落[2021/10/06 17:31]

 東京株式市場の日経平均株価は8営業日連続で値下がりしました。2009年7月以来、約12年ぶりのことでこの間、2700円余り下落しました。

 6日の東京株式市場の日経平均株価はニューヨーク株式市場の値上がりの流れを受け、取引開始直後に2万8000円台を回復しました。

 しかし、その後は500円以上、下げて結局、前日より293円25銭安い2万7528円87銭で取引を終えました。1カ月半ぶりの安値水準です。

 8営業日連続の値下がりでこの間、2700円余り下落しました。

 市場関係者は原油価格上昇による企業収益の圧迫やインフレ懸念、アメリカの長期金利上昇、中国の不動産大手の債務問題などから先行き不安が続いているとみています。

 また、岸田総理大臣が金融所得課税の見直しの可能性に言及したことが投資家の心理を冷やしているという見方も一部に出ているということです。

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