“匠の技”がロボットに 日産が最先端工場を公開[2021/10/08 12:31]

 日産自動車は脱炭素や人手不足などの課題に対応し、自動化を進めた最先端の工場を報道陣に公開しました。

 日産栃木工場はおよそ2年、総費用330億円をかけて改修されました。

 「次世代生産システム」では熟練作業員の技をロボットで自動化したほか、作業員の負担軽減にも対応しました。

 日産自動車、車両組立技術課・岡田和樹さん:「手を上げる作業や、車の下に入ってかがむ作業をすべてこの自動化で無くしています」

 樹脂製のバンパーと、鉄製の車体を同時に塗装するなど作業を効率化し、二酸化炭素排出量を25%削減しました。

 日産は、この工場で培った技術を各地に展開する方針です。

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