輪転機大手「東京機械」買収防衛策巡り臨時株主総会[2021/10/22 11:42]

 新聞を印刷する輪転機メーカー大手「東京機械製作所」が21日に臨時株主総会を開き、投資会社「アジア開発キャピタル」からの買収防衛策を取るかどうかを採決します。

 東京機械を巡っては、アジア開発が7月以降、株を買い進め、先月14日の時点で40%余りを保有しています。

 これに対して東京機械は今月22日の臨時株主総会で、買収防衛策をアジア開発を除く株主で採決する方針で、両社は対立しています。

 東京機械の取引先である全国の新聞・通信40社は「各社の印刷体制は打撃を受け、読者へのニュースの伝達に影響が及ぶ」と買収に懸念を表明していて、対立の行方に注目が集まっています。

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