三菱電機に不正アクセス 取引先の情報流出[2021/10/22 21:45]

 三菱電機は外部から不正なアクセスを受け、取引先企業の情報が流出したと発表しました。

 三菱電機によりますと、今月8日に海外から不正なアクセスを受けて調べたところ、取引先企業の情報が入ったファイルがダウンロードされていることが分かりました。

 流出した情報の規模や内容については答えられないとしていますが、個人の情報や金融機関の口座情報は含まれていないということです。

 すでに取引先に報告し、影響がないことを確認したと説明しています。

 三菱電機では去年、取引先の金融機関の口座情報が流出し、2019年には機密性の高い防衛関連の情報などが流出しています。

 一方、スズキは今月22日、インドネシアの子会社が不正アクセスを受けていたと明らかにしました。

 その影響で工場の一部で稼働が2日間、停止しましたが、すでに生産を再開したということです。

 スズキは「子会社も含めた情報セキュリティー対策のさらなる強化を推進して参ります」というコメントを発表しました。

こちらも読まれています