制限解除後は…大手外食の対応分かれる[2021/10/23 18:23]
新規感染者の減少を受け、来週から都内の飲食店では営業時間の制限がなくなります。
酒類の提供も都が感染対策を確認した認証店では制限がなくなりますが、認証されていない店では午後9時までの提供です。
人数制限については、認証店ではワクチン接種証明などがある場合は5人以上の利用も可能になります。
一方で埼玉、千葉、神奈川の3県では来週からすべての飲食店で営業時間や酒類提供の制限がなくなります。大阪でも営業時間や酒類提供などの制限がなくなります。
その制限解除に伴う大手チェーン店の対応は分かれています。
営業時間を通常に戻すのが吉野家とマクドナルドです。
吉野家は25日から原則、店内での飲食を24時間営業に戻します。
マクドナルドも東京、千葉、埼玉、神奈川で準備が整った店舗から深夜営業を再開するとしています。
そして、徐々に戻すのがガストとバーミヤンなどを展開する「すかいらーくグループ」です。基本的にすべての店舗で25日からの1週間は午後10時半までの営業、来月1日からは午後11時半までの通常営業にします。
一方で感染拡大以前の営業時間には、もう戻さない店もあります。それがサイゼリヤです。
サイゼリヤは来週から営業時間を1時間延長して午後10時までとはしますが、以前のような深夜営業は行わない方針です。
他にも多くの店が営業時間の延長に前向きですが、働き手の確保など準備が整い次第としています。