脱炭素に向け 保険でも「再エネ普及を後押しへ」[2021/10/24 23:30]

 脱炭素社会の実現に向けたシンポジウムが都内で開かれ、三井住友海上の舩曳社長は再生可能エネルギーの普及を後押しするような商品の開発を進めたいと強調しました。

 三井住友海上火災保険・舩曳真一郎社長:「再生エネルギーの普及。これを支えるような商品、サービスの開発をする」

 舩曳社長はまた、「地域共生型の発電事業とも連携して実証実験をすることで知見を増やしたい」として、再生可能エネルギーの発電事業にも出資などで参画していく考えを明らかにしました。

 一方、国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書に携わる国立環境研究所の江守氏は「企業は脱炭素に向けた取り組みをやらされている感がある。前向きにやっていくよう変わっていけるかが重要」という見解を示しました。

こちらも読まれています