三井住友銀行 宮田孝一会長が死去[2021/10/25 22:46]
三井住友銀行の宮田孝一会長が24日午後、膵臓(すいぞう)がんのため死去しました。67歳でした。
宮田氏は徳島県出身で1976年に三井銀行に入行しました。
運用や外貨調達部門で実績を重ね、世界的な金融危機となった2008年のリーマンショックにも対応しました。
リーマンショックのきっかけとなったサブプライムローン問題が深刻化する前に証券化商品の売却を進め損失を最小限に抑えたということです。
2011年に持ち株会社の三井住友フィナンシャルグループの社長に就任し、2017年から三井住友銀行の会長を務めていました。
宮田会長は最近まで勤務していたということです。
宮田氏の死去に伴い、三井住友フィナンシャルグループの国部毅会長が三井住友銀行の会長を兼務します。