東証 70年ぶりに株取引時間を30分延長へ[2021/10/27 17:32]

 東京証券取引所は現在、午後3時までとしている株の取引時間を2024年度中に午後3時半まで延長すると発表しました。

 取引時間の延長は1954年以来、70年ぶりで、2024年度後半に予定する取引システムの更新に合わせて行われ、午後3時までとなっている取引時間を30分延ばし、午後3時半までの5時間半とします。

 海外の主要な取引所と比べて短い取引時間を延ばすことで市場の活性化を図ることや、システム障害が起きた時の備えとして取引時間を少しでも長く確保することなどが狙いです。

 東証は去年10月に大規模なシステム障害で売買が終日停止した後、市場機能の強化策を検討していました。

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