新型コロナで海外ツアーが打撃を受けている旅行大手「エイチ・アイ・エス」は30日、今年10月期の連結決算が過去最大の530億円の赤字になると発表しました。
エイチ・アイ・エスの2021年10月期の連結決算は売上高が1250億円と前の期の3分の1以下に落ち込み、530億円の最終赤字となる見通しです。
赤字は2年連続で過去最大となります。
新型コロナウイルスによる各国の渡航制限などが影響し主力の海外ツアーが打撃を受けました。
緊急事態宣言などで国内旅行の需要が落ち込んだことも響きました。
配当を無配にするほか、エイチ・アイ・エスは財務基盤を強化するため、29日に215億円の資本増強をすると発表しています。
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