マツダの新システム 運転手の異変検知し自動停止[2021/11/05 06:32]

 大手自動車メーカーのマツダはドライバーが体調の急変や居眠りで運転できなくなった際に自動で停止する車を来年から販売すると発表しました。

 マツダが開発したのは「コ・パイロット・コンセプト」と呼ばれるシステムで、車内のカメラでドライバーの視線や頭の位置を把握し、意識を失うなどの体調の急変や居眠りによる異常な動きを検知するとアラーム音が鳴ります。

 ドライバーに反応がなく運転ができないと判断されると、ウィンカーやクラクションで周囲に異常を知らせながら自動運転に切り替わり、高速道路ではできる限り路肩に、一般道では徐々にスピードを落として止まります。

 マツダは、このシステムを搭載した車を来年発売する予定で、将来はドライバーの変化を事前に予知することを目指すとしています。

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