豊胸効果の根拠示さず 景表法違反で2社に措置命令[2021/11/09 23:29]

 「簡単にバストアップ」などと豊胸効果をうたったサプリメントの合理的な根拠を示さないことが景品表示法違反にあたるとして、消費者庁は販売会社などに措置命令を出しました。

 サプリメントの「ジュエルアップ」と「モテアンジュ」の2つの商品の販売などをする「アシスト」と「アクガレージ」の2社はインターネットの広告で「バスト育ちすぎてヤバい」「簡単にメリハリボディに」などと、あたかも豊胸効果が得られるかのような宣伝をしていました。

 また、インスタグラムでも特定のハッシュタグなどを用いて商品を紹介するよう投稿者に指示していました。

 しかし、両社は消費者庁が求めた胸が大きくなる合理的な根拠を示す資料を提出しませんでした。

 消費者庁は、こうした宣伝が景品表示法違反にあたるとして措置命令を出し、改善を求めました。

 両社は「真摯に受け止め、表示の改善に努める」としているということです。

こちらも読まれています