国産飲み薬 年内実用化…コロナ「全体像」原案判明[2021/11/11 17:25]

 政府が12日に決定する新型コロナ対策の「全体像」の原案が明らかになりました。

 原案ではワクチン接種に関して来月から3回目となる追加接種をスタートし、2回目の接種の後、おおむね8カ月以降に希望する人全員が打てる体制を確保するとしています。

 職場での接種は2回接種した人のほぼすべてが追加接種の対象になった場合、来年の3月をめどに開始すると明記しました。

 次の感染拡大への備えとしては、入院が必要な感染者が確実に入院できる体制を今月末までに整備し、感染が拡大した時には都道府県の判断で無症状者の検査も無料とするとしています。

 治療薬の開発では国産の飲み薬について年内の実用化を目指し、1つの薬あたり最大でおよそ20億円の支援をすることを盛り込みました。

 年内にワクチンの接種証明書をデジタル化することなども書かれています。

 政府は、これらを12日に正式決定する方針です。

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