国産ワクチン開発「第一三共」 2段階目の治験開始[2021/11/17 23:25]

 新型コロナウイルスの国産ワクチンの開発を進めている製薬大手の第一三共は2段階目の治験を始めたと発表しました。

 第一三共が開発しているのはアメリカのファイザーやモデルナと同じ「メッセンジャーRNA」と呼ばれるタイプのワクチンで、ワクチン未接種の健康な成人80人を対象に17日から投与を始めました。

 2段階目の治験は、より商用に近い製法に改良した治験薬で行い、安全性を確認して投与量を決定するということです。

 第一三共によりますと、今年度中に最終段階の臨床試験に移行する見通しで、2022年中の実用化を目指しています。

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