中古車競売価格が過去最高水準に 半導体不足が影響[2021/11/18 11:35]

 世界的な半導体不足などで、自動車の生産が滞るなか、先月の中古車の競売価格は、過去最高の水準になっています。

 中古車オークション最大手の「ユー・エス・エス」によりますと、10月の中古車の平均落札価格は、去年の10月より11%高い93万8000円です。

 17カ月連続で前の年の同じ月を上回り、集計を始めた1999年4月以降、最高となりました。

 半導体不足の影響などで、新車は減産などが続き、納車が遅れていることから、すぐ購入できる中古車の需要が高まり、品薄感が続いています。

 一方、先月、国内で販売された新車の台数は、10月としては過去最低になりました。

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