10月の百貨店売上高増加も リベンジ消費は限定的[2021/11/25 23:27]

 「緊急事態宣言」が解除された10月の全国百貨店の売上高は前の年の同じ月と比べてプラス2.9%と3カ月ぶりに前年実績を上回ったものの、小幅な回復にとどまりました。

 日本百貨店協会が発表した10月の全国の百貨店の売上高は3848億円で去年の同じ月と比べると2.9%の増加で、3カ月ぶりに前の年の実績を上回りました。

 緊急事態宣言が解除され、外出機会が増えたことなどから衣料品は3カ月、化粧品は5カ月ぶりにプラスに転じました。

 ただ、増加率は小幅にとどまり、買い物を控えていた人などによる、いわゆる「リベンジ消費」は限定的だったようです。

 地区別では大都市以外の百貨店で回復が鈍いということです。

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