AIとドローンで損害査定 災害での保険給付より早く[2021/11/30 19:20]

 AI(人工知能)とドローンで損害保険の査定を短縮します。

 三井住友海上は佐賀県武雄市で1600軒が水につかった8月の豪雨などの際にドローンによる上空からの撮影に加え、AIを活用して地形や降水量、浸水域などを分析しました。

 また、スマートフォンのチャット機能で建物の被害状況を把握しました。

 社員が現地で調査すると1軒あたり平均24日かかるのに対し、約3割短い平均17日で保険金を給付できたということです。

 ドローンを活用して査定を短縮し、被災者への給付につなげる取り組みは大手損保各社に広がっています。

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