再生可能な「木」を電池に 国内最大級のSDGs展示会[2021/12/09 12:06]
SDGs=持続可能な開発目標に向けた取り組みを紹介する国内最大級のイベントが開催され、再生可能な「木」を活用した技術の展示に注目が集まっています。
「木の電池」はパルプから取り出した直径3ナノメートルの繊維「セルロースナノファイバー」を使った蓄電体です。
薄い膜状に加工したうえでアルミニウム箔(はく)で挟み、LED(発光ダイオード)電球を7秒間光らせるのに成功したということです。
日本製紙は今後は容量を増やして実用化を目指します。
また、ボディーの一部に木が使われた車は軽量化で燃費が約10%改善されるということです。
展示会では3日間で6万5000人の来場を見込んでいます。