イギリスが日本産食品の輸入規制撤廃へ着手[2021/12/11 03:44]

 農林水産省は福島第一原発事故以降、イギリスが行っている日本産の食品の輸入規制について撤廃する手続きに入ったと明らかにしました。

 イギリスは現在、福島県産のきのこや宮城県産の山菜類など9県23品目の食品について放射性物質の検査を義務付け、輸入を規制しています。

 イギリスの食品基準庁はこの規制について「撤廃しても消費者が受ける線量や関連リスクの増加は無視できるものである」と結論付けました。

 規制の撤廃を「最も望ましい選択肢」としたうえでイギリス国内の手続きを開始しました。

 日本産の食品の輸入規制をめぐってはアメリカが9月に撤廃し、EUも10月から緩和しました。

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