人工妊娠中絶の安全求める 産婦人科医らが署名提出[2021/12/14 23:29]

 産婦人科医らで作るグループが人工妊娠中絶の安全を求める署名を厚生労働省に提出しました。

 中絶を巡っては今月下旬、イギリスの製薬会社「ラインファーマ」が日本国内で初めて人工妊娠中絶のための経口薬を厚労省に承認申請する見通しです。

 署名では経口薬の導入にあたり、海外と同じように安価で安全なアクセスを確保することなどを求めています。

 SAJP・遠見才希子代表:「安全な中絶・流産の選択をする、それが一日も早く実現する社会となることを願っています」

 日本の中絶にはWHO(世界保健機関)が安全ではないとしている金属製の器具による「掻把(そうは)法」が多く用いられ、費用も約10万円と高額で、国際的な標準からかけ離れていると指摘されています。

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