千葉県で火力発電所が再稼働へ 冬の電力不足に対応[2021/12/16 11:40]

 厳しい寒さが予想されるこの冬の電力不足に備えるため、停止している千葉県の火力発電所が来月、再稼働します。

 東京電力と中部電力の合弁会社「JERA」は、来年1月4日に「姉崎火力発電所」の5号機を再稼働させます。

 燃料は液化天然ガスで、最大で一般家庭170万世帯分の電力を供給できます。

 原油や天然ガスなどの価格高騰が続くなか、東京や中部、西日本で来年2月の電力の予備率は、安定供給に必要な3%をわずかに上回るぎりぎりの状態です。

 経産省は「過去10年間で最も厳しい見通し」を示しています。

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