抗体カクテル療法 オミクロン株に「効果低下も」[2021/12/18 06:34]

 「抗体カクテル療法」に用いられる新型コロナの治療薬「ロナプリーブ」がオミクロン株には効果が低下することが分かりました。

 ロナプリーブは2種類の抗体を組み合わせ、点滴などで体内に注入することでウイルスが細胞にくっつくのを防ぐ薬です。

 中外製薬によりますと、オミクロン株の変異が入ったスパイクたんぱく質を用いた偽のウイルスで実験したところ、感染を防ぐ中和活性が保てていませんでした。

 オミクロン株に感染した患者に対しても、効果が弱まる可能性があるということです。

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