接種証明アプリに“落とし穴” マイナカード「旧姓併記」だとアプリ使えない!?[2021/12/20 20:22]

 20日にSNSで急上昇したワードは「旧姓併記」です。マイナンバーカードを持っていても、旧姓を記載していると接種証明書アプリが使えないということなんです。これに驚きの声が上がりました。

 街の人:「不便。考え直したほうがいい」「面倒くさい。なんでそうなった?」

 街で戸惑いの声が上がったのが、政府が20日から運用を始めた接種証明書アプリ。

 ワクチンを接種済みかスマートフォンで証明できて便利な一方で、こんな落とし穴が。

 登録しようと進めると…。

 ネットの声:「マイナンバーカードに旧姓併記がある人は、証明書は発行できないようです…」

 証明書の登録に必要なマイナンバーカード。

 ところが、旧姓が併記されたカードの利用者は登録することができないのです。

 マイナンバーカードに旧姓を登録した人は…。

 選択的夫婦別姓の実現を目指し活動・井田奈穂さん:「ショック。旧姓併記をしているので、あなたのアプリは登録できませんとエラーが出てしまいました」

 マイナンバーカードへの旧姓併記は、結婚した後も旧姓のまま仕事などで身分証明ができるようにと、おととし、導入されました。

 今回の件を受けてこんな指摘も。

 ネットの声:「早く選択的夫婦別姓導入して」

 さらに、今回登録することができなかった井田さんも…。

 選択的夫婦別姓の実現を目指し活動・井田奈穂さん:「システム改修をするより、選択的夫婦別姓を認めるべき」

 一方、政府は旧姓併記のカードで登録できない理由は技術的な問題にあるとして、今後、修正していく予定です。

 木原官房副長官:「実装までの間、旧姓併記がある人で接種証明が必要な場合は、紙の接種証明書を利用頂きたい」

デジタル庁に取材すると、技術的にはQRコードに2つの名字を入れることは十分可能だそうです。

 ただ、パスポートを使って海外でも使うことを想定されていますので、海外では2つの名字を使うということがなく、日本独自の旧姓併記を適用するとシステム上のエラーが出る可能性があるということで、20日のリリースでは導入を見送ったということです。

 接種証明書の発行ができない人は、マイナンバーカードに旧姓併記がある人、パスポートに旧姓、別姓、別名併記がある人、パスポートとマイナンバーカードの氏名、表記が異なる人ということです。

 20日に間に合わなかったんですが、デジタル庁は来年の1月中にもシステム改修、アプリのアップデートなどで対応できるようにしたいということです。

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