景気判断を1年5カ月ぶりに引き上げ 個人消費の持ち直しで 12月の月例経済報告[2021/12/21 16:15]

 政府は12月の月例経済報告を公表し、新型コロナウイルスの感染が落ち着いて以降、個人消費が持ち直していることなどから、景気判断を1年5カ月ぶりに引き上げました。

 政府は12月の月例経済報告で景気の基調判断を「このところ持ち直しの動きがみられる」として、去年7月以来、1年5カ月ぶりに上方修正しました。

 新型コロナウイルスの感染が落ち着き、外食や宿泊のほか、カラオケや遊園地などの娯楽産業でも持ち直しの傾向がみられ、新車の販売台数も増加するなど個人消費が回復したためです。

 ただ、景気の先行きに関しては原油などの原材料の高騰やオミクロン株の感染拡大を念頭に下振れのリスクを指摘しています。

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