購入後のトヨタ車を“アップグレード”するサービス[2021/12/21 21:00]

 トヨタ自動車と子会社のKINTOはいったん購入した車の機能や部品などを最新のものに有料でアップグレードなどをするサービスを始めると発表しました。

 トヨタは子会社で車のサブスクリプションサービスなどを手掛けるKINTOと一緒に、このサービスを来年1月から始めます。

 安全機能などを追加するアップグレードや傷んだシートの表皮やクッションなどを交換するリフォームからスタートします。

 まずはトヨタとレクサスの7車種を購入した人を対象にオンラインで申し込みを受け付け、対象の車種や対応する店舗は順次、増やします。

 将来は、そのドライバーの運転データや好みに合わせて、例えばハンドルの重さを調整するといったサービスに広げたいということです。

 新車の保有期間は長期化していて、次々に開発される技術がいったん購入した車には反映されにくい現状を踏まえました。

 購入後の車の価値を従来より維持しながら収益にもつなげたい考えです。

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