処理水海洋放出 風評被害で水産物買い取る基金創設[2021/12/28 12:08]

 福島第一原発の処理水を海に放出する方針を決めたことを受け、政府は周辺で風評被害が生じる場合に備え、水産物を買い取る基金をつくる対策を盛り込んだ行動計画を決定しました。

 風評被害対策では処理水の放出によって需要が減少した場合、水産物を買い取り、販路を確保するための基金を作ります。

 このため今年度の補正予算で300億円を計上しました。

 また、風評被害を受けた事業者には地域や業種の実情に応じた賠償をする考えです。

 政府は2023年の春ごろに処理水を海に放出する方針です。

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