30年ぶり海洋ガス田開発へ 自給率アップ[2022/01/17 15:27]

 国内30年ぶりとなるガス田の開発が始まります。

 エネルギー開発大手のINPEXは、島根県から130キロ離れた日本海で3月から天然ガス田の開発を始めると発表しました。国内の海洋ガス田の新規開発はおよそ30年ぶりです。

 資源エネルギー庁によりますと、このガス田の生産量は年間およそ467億立方フィートで国内の天然ガス消費量の1.2%に相当すると試算されています。

 開発に成功すれば国内のガス自給率が2.2%から3.4%に上昇する見込みで資源エネルギー庁は「エネルギーの安定供給に貢献する」としています。

 生産開始は2032年ごろの見通しです。

こちらも読まれています