日銀会合の意見公表「4月以降に物価が瞬間的に2%近い水準に上昇の可能性」[2022/01/26 13:50]

 日銀は、26日1月の金融政策決定会合の「主な意見」を公表し物価が今年4月以降、瞬間的に2%に近い水準まで上昇する可能性があるという指摘も出ていました。

 物価の見通しについて政策委員からは「エネルギー価格の上昇などで企業が、価格転嫁し物価上昇圧力が強まることが考えられる」「今年4月以降は、瞬間風速的に2パーセントに近い水準まで上昇する可能性がある」という指摘が出ていました。

 しかし、物価上昇がその後も続くかについては「賃金の上昇率の動向」や「サービスの価格にも拡がっていくのか見極めることが重要だ」といった指摘もありました。

 また、オミクロン株の影響について「重点措置の適用地域が増える見込みの中、自主的な行動制限の動きが、ある程度広がることは避けがたい」とする懸念も相次いでいました。

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