GDP5.4%のプラス成長 個人消費回復も先行き不透明[2022/02/15 12:13]

 内閣府が発表した去年10月から12月のGDP=国内総生産の成長率は、年率換算で実質プラス5.4%と2四半期ぶりのプラス成長となりました。

 去年10月から12月のGDPの実質成長率は、前の3カ月と比べて年率換算でプラス5.4%と高い伸びでした。

 新型コロナの感染が落ち着き、旅行や外食など個人消費が回復したことが主な要因です。

 ただ、先行きは不透明です。

 三菱UFJリサーチ&コンサルティング・小林真一郎主席研究員:「1―3月期も、かろうじて前期比でプラス維持できるのかなというのが、現時点でのメインシナリオではあるんですけども、今後の状況次第では(1―3月期も)マイナス成長に陥ってしまうリスクがあるんだろうなと」

 専門家はさらに、物価高やウクライナ情勢など不安要素が多いと指摘しています。

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