2月の月例経済報告 5カ月ぶりに景気判断引き下げ 個人消費など落ち込み[2022/02/17 20:40]

 政府は今月の月例経済報告で景気判断を5カ月ぶりに引き下げました。オミクロン株の広がりで外食や旅行といった個人消費などが落ち込んだためです。

 政府が発表した今月の月例経済報告では、景気の基調判断を先月の「持ち直しの動きがみられる」から「持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さがみられる」に引き下げました。

 下方修正は去年9月以来、5カ月ぶりです。

 「まん延防止等重点措置」の適用拡大などによる消費の冷え込みを踏まえ、「個人消費」の判断も「持ち直しに足踏みがみられる」に下方修正しました。

 先行きについては「下振れリスクに十分、注意する必要がある」と、感染の拡大や原材料高などに警戒感を示しています。

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