岸田総理が3%を超える賃上げに期待を示すなか、賃上げ率が3%未満にとどまる企業の割合が7割余りに増えることが分かりました。
東京商工リサーチが今月上旬に実施した調査によりますと、2022年度に賃上げを予定している企業は前の年度より1.3ポイント多い71.6%でした。
しかし、新型コロナ前の80%台には回復していません。
また、年収換算ベースの賃上げ率については3%未満にとどまる企業が73.1%と前年度より20ポイント以上増えました。
一方、3%以上賃上げする企業は26.9%と20ポイント以上減っています。
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