二酸化炭素の排出量が少ない新たな航空燃料=SAFを巡って官民の協議会が開かれ、国産化の推進や輸入体制の強化に一体で取り組む方針が確認されました。
経産省・細田健一副大臣:「航空分野にとって、エネルギーの安定供給確保と脱炭素化の両立の切り札になるようなものと考えております」
SAFは使用済みの油や藻などを使うことで化石燃料に比べて最大8割程度二酸化炭素の排出量を削減できるとして世界中で争奪戦が始まっています。
協議会にはSAFを利用する側の航空会社と製造する側の石油元売り会社などが参加し、まだ実用化に至っていない国産のSAFの推進や輸入体制の強化に一体となって取り組む方針が確認されました。
今後、作業部会を立ち上げ議論を続ける予定です。
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