キノコから鞄が…老舗革製品ブランドが国内初開発[2022/06/09 18:30]

 2週間で育つ、あの食材がかばんになりました。

 ランドセルやかばんの原料となっているのはキノコの菌糸体です。

 水と覆いがあれば2週間ほどで育つといいます。

 キノコの菌糸体を原料にしたかばんなどは海外のブランドでも開発が進められていますが、国内では老舗革製品ブランドの土屋鞄製造所が初めて開発しました。

 土屋鞄製造所・沼田雄二朗取締役:「(キノコの菌糸体は)2週間で生育が可能なので、需要に応じて安定的な供給が見込めるのと、それによって無駄なく材料が使えるというのが主な理由」

 縫製の仕方などを改良したうえで年内の発売を目指すということです。

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