三井住友FGがSBIと資本業務提携で合意 ネット証券のサービス拡大狙い[2022/06/23 19:45]

 三井住友フィナンシャルグループはSBIホールディングスと資本業務提携で合意したと発表しました。ネット証券のサービスを拡大する狙いがあります。

 三井住友フィナンシャルグループはSBIホールディングスが行う第三者割当増資を引き受ける形で796億5000万円を出資し、およそ10%の株式を取得します。

 これにより、事業会社としては三井住友フィナンシャルグループがSBIの筆頭株主になります。

 幅広い顧客基盤を持つ三井住友と比較的若い世代に強みを持つSBIが連携することで預金やカード決済で貯まったポイントを投資に回せるようにするなどネット証券の分野を中心にサービスの拡大を目指します。

 両社は2020年4月にデジタル分野での提携を結んでいるほか、今月27日に開業するネット上で株式などを取引する会社にも出資し合うなど、関係を深めています。

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