東芝株主総会 再任の取締役が総会直後に「辞任」 経営陣の混乱明らかに[2022/06/28 21:20]

 東芝は28日の株主総会で取締役に再任された綿引万里子氏が辞任したと発表しました。去年も総会直後に取締役が辞任していて、混乱が続いていることが明らかになった形です。

 東芝は28日の株主総会で取締役に選ばれた13人のうち、再任された綿引万里子氏から「取締役会が一体となって進むためには自身が退任することがふさわしい」として辞任の申し出があり、受理したと発表しました。

 綿引氏はモノ言う株主の2人を取締役に迎えることについて「取締役会の構成の多様性、公平性、バランスの良さを欠く」などとして、株主総会でも反対理由を説明していました。

 東芝では去年も総会直後に取締役が辞任していて、今後の再建策が注目されるなか、経営陣が混乱していることが改めて明らかになりました。

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