GDP成長率見通しを大幅引き下げ 「3.2%→2%」に[2022/07/25 19:22]
今年度の実質GDPの成長率の見通しが大幅に引き下げられました。
内閣府は25日、今年度の実質GDPの成長率を2%程度とする試算を示しました。
当初は3.2%程度と見込まれていました。
部品などの供給が滞ったことで企業の設備投資が予想を下回ったことや、世界経済の減速による輸出低下などが要因です。
関係者は、コロナ禍で低迷したサービス消費などには回復の動きが見られるとしたうえで、「物価高やウクライナ情勢といった不確実性のなかで、前向きな動きをいかに持続させるかが今後の大きなポイントになる」としています。