大企業の国内設備投資 昨年度比26.8%増 52年ぶりの高い伸び率[2022/08/05 11:22]

 新型コロナによる先送りから回復する形で大企業の国内の設備投資が今年度は52年ぶりの高い伸び率となることが分かりました。

 日本政策投資銀行によりますと、大企業1700社余りの国内への設備投資は、今年度の計画ベースで昨年度実績から26.8%増えて19兆6000億円となりました。

 高度成長期以来52年ぶりの高い伸び率で、新型コロナ前の2019年度の水準を回復する見通しです。

 先送りされていた投資が幅広い業種で再開され、製造業では電気自動車や半導体関連などで30.7%、非製造業では首都圏の再開発や鉄道の安全対策などで24.8%伸びました。

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