東日本大震災で天井崩落 耐震性を強化 九段会館テラス オープン[2022/09/08 12:39]

 11年前の東日本大震災で、天井が崩落するなどしておよそ30人が死傷した東京・千代田区の九段会館が建て替えられ、公開されました。

 工事は「東急不動産」と「鹿島建設」が手掛け、元の建物の当時の技術や貴重な石材を活用して一部を残し、地上17階建てのオフィスビル「九段会館テラス」として生まれ変わりました。

 鹿島建設・神山良知現場所長:「(階段周りが)全部スリットで浮いている。地震の時には、そこが動いて地震力を吸収するので、建物の被害を最小限に抑えることができる」

 発見された正倉院にある宝物「銀壺」と似た模様の壁紙を応接室に残しているということです。

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