物価高騰とコロナへ追加対策 予備費から約3兆5千億円を支出決定[2022/09/20 12:38]

 政府は、物価の高騰と新型コロナへの追加対策として、今年度予算の予備費からおよそ3兆5000億円を支出することを決めました。

 鈴木財務大臣:「本日の閣議において、コロナ物価予備費3兆4847億円の使用を決定した」

 政府は20日の閣議で、足元の物価高騰に対応するため、ガソリン価格の上昇を抑える補助金や、低所得世帯への5万円の給付金など、およそ2兆6000億円の追加対策を決めました。

 また、新型コロナの支援交付金およそ8300億円の支出なども決定しました。

 総額は3兆4847億円となり、2022年度予算から国会の審議を経ずに拠出できる予備費を充てます。

 政府は、10月にも新たな経済対策をまとめる方針です。

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