SNS拡散情報の真偽をチェック「日本ファクトチェックセンター」10月から始動[2022/09/28 18:25]

 SNSなどで拡散される情報の真偽をチェックする「日本ファクトチェックセンター」が来月1日から始動します。

 日本ファクトチェックセンターでは、SNSで拡散されて災害時に混乱を生じさせるものや社会の分断を助長するものなどを対象に真偽を確認します。

 ジャーナリストや大学生らが画像の細部のチェックや公式のデータなどに基づいて行います。

 ネット上の情報を巡っては、2016年の熊本地震で「動物園からライオンが逃げた」と事実ではない情報がSNSで広がって行政が混乱するなど、フェイクニュースが社会問題化しています。

 運営にはグーグルやヤフーが資金を出し、ひと月に10件以上の検証をするとしています。

 結果はホームページやSNSに掲載するほか、今後はヤフーニュースやLINEニュースなどでの公表も目指すということです。

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