「メルセデス・ベンツ」新EV車 災害時、家庭に電力供給「6日から7日賄える」[2022/09/29 16:50]

 ドイツの高級車「メルセデス・ベンツ」が災害で停電した際などにバッテリーとして利用できるEV(電気自動車)を新たに発表しました。

 メルセデスベンツの電気自動車としては初となるラグジュアリータイプのEQSとEQEは、搭載した大容量のバッテリーを使って家庭用に電力を供給できます。

 地震や台風など自然災害が多い日本向けの独自の仕様です。

 最短約1時間で充電でき、4人家族の平均電力使用量で6日から7日、賄えるということです。

 また、1回の充電で国内で販売されている電気自動車としては最長の700キロの走行が可能です。

 最も安いタイプで1248万円、高いもので2372万円です。

 メルセデス・ベンツは2030年までにすべて電気自動車に移行し、2039年までにCO2の排出量をゼロにする方針です。

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