【解説】高崎と京都へ NTTが本社機能を分散化 経済部・国吉伸洋記者[2022/09/30 21:30]

NTTは東京都内の本社の一部機能を10月から群馬県高崎市と京都市に試験的に分散させます。大規模な災害時にも業務を継続させることがねらいです。

 NTTグループの持ち株会社は、東京・大手町に本社がありますが、総務や経営企画の一部を10月から順次、高崎と京都に移します。

 災害のリスクが低く、新幹線の駅があり交通の便が良いため、この2つの都市に分散させます。首都直下地震のような災害時にも業務を継続できる能力を強化します。

 NTTは1年程度試験的に実施し課題を検証するとしています。

 ここからはNTTの様々な取り組みや改革についてテレビ朝日経済部の国吉記者に解説してもらいます。

 NTTは国内最大の通信事業者で、グループ全体でおよそ900社、国内外の従業員はおよそ33万人、もともとは電電公社だったものが民営化された巨大なグループです。

 国吉さん、このNTTについてもう少し詳しく教えてください。

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