9月外貨準備高が過去最大の減少幅 24年ぶり円買い介入などで[2022/10/07 12:02]

 国が保有する外貨建て資産である先月の外貨準備高は、外国為替市場への円買いドル売り介入が実施された影響などで、過去最大の減少幅となりました。

 財務省によりますと、9月末の外貨準備高は、1兆2380億ドル余り=およそ180兆円で、8月末に比べて540億ドル=およそ7兆8000億円率にして4.2%減少しました。

 減少幅は過去最大で、外貨準備高は2015年12月以来の水準です。

 およそ24年ぶりに円買いドル売りの大規模な為替介入が実施されたことや、アメリカの金利上昇で、日本政府が保有するアメリカ国債の評価額が減少したことなどが主な要因です。

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