新型コロナ分科会 インフルエンザとの同時感染拡大時の考え方を議論[2022/10/13 17:16]

 政府の新型コロナ分科会で新型コロナとインフルエンザが同時に流行した際の対応について、重症化リスクがある患者以外は検査キットで自ら検査するなどの考え方が示されたことが分かりました。

 会議では、新型コロナとインフルエンザが同時に流行した場合の対応について議論されています。

 このなかで基礎疾患がある患者や高齢者、子どもは、症状が出たら速やかに発熱外来などを受診し、それ以外の患者は新型コロナの検査キットで自分で検査する、との考え方が示されました。

 陽性であれば自宅療養し、陰性なら電話やオンラインで診察を受けることになります。

 また、マスクの着用基準など業種別に定められたガイドラインのほとんどが去年のままだとして、見直しを求める見込みです。

 分科会では今年の冬、新型コロナとインフルエンザの患者が1日75万人に上る可能性があると想定しています。

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