「プラズマクラスター」にオミクロン株減少効果 ウイルスの感染対策として期待[2022/10/14 10:22]

 「シャープ」は、エアコンなどに使われる独自の技術「プラズマクラスター」が、空気中の新型コロナウイルスのオミクロン株を減少させる効果があるとする研究成果を発表しました。

 発表によりますと、シャープがアメリカのコロンビア大学と共同で行った実験で、新型コロナウイルスのオミクロン株が入った試験ボックスにプラズマクラスターイオンをおよそ15分間照射したところ、感染力を持つウイルスが99.3%減少したということです。

 これまでの実験よりもさらに広い空間で効果を確認したとしています。

 市販の商品での効果は証明されていないものの、コロンビア大学の辻教授は「今後、ウイルスのエアロゾル感染対策としての応用が期待される」と述べました。

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