JAL 2年前退役の「ボーイング777」 リサイクル作業開始[2022/11/09 23:32]

 2年前に退役した航空機のリサイクル作業が始まります。

 日本航空は2005年から約15年間、運航した国内線用ボーイング777の機体のリサイクルに取り掛かります。

 300万以上の部品からなる飛行機の解体作業には約1カ月かかる見込みで、解体後は金属などに再資源化されたり、航空機部品として再利用されたりするということです。

 JALエンジニアリング・矢田貝弦さん:「生かし方は違えど、この解体によって基本的にはほとんどの部品ないしは機体の部分をしっかり活用していく、色々な形で活用していく、そういった取り組みだと思っています」

 日本航空は定期的に交換される救命胴衣をポーチなどにして販売するなど去年からアップサイクルにも取り組んでいて、機体の廃棄部品も飛行機をより身近に感じられる商品に生まれ変わらせたいとしています。

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