今の生活様式に慣れた…「リベンジ消費は限定的」 野村総研の調査[2022/11/12 10:34]

 日本人のおよそ半数は新型コロナの影響で外出や対面を避けた今の生活様式に慣れてしまい、いわゆるリベンジ消費は限定的という調査結果が明らかになりました。

 野村総合研究所は7月に調査し、9400人から回答を得ました。

 新型コロナ感染拡大前よりも国内旅行を「多くする」と「同じ水準に戻す」は合わせて46%で、半数以上は「コロナ前には戻さない」と答えました。

 また、コロナ前の生活に「完全に戻る」は24%で「戻るが完全ではない」と「同じ生活を続ける」は76%でした。

 「完全ではない」と「同じ生活を続ける」と答えた人のうち48%が「今の生活様式に慣れてしまった」と答えました。

 野村総研は「コロナ前のように外出したり対面で交流するより自宅で余暇を楽しむ人が増え、自粛生活の反動として期待されるいわゆるリベンジ消費は限定的だろう」と分析しています。

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