ジェネリック医薬品大手「日医工」356億円超の債務超過に 社長は来年3月めどに退任へ[2022/11/14 20:52]

 経営再建中のジェネリック医薬品大手「日医工」は今年度の中間決算の発表で、9月末時点で356億円余りの債務超過に陥ったことを明らかにしました。

 債務超過はアメリカの子会社で当初見込んでいた利益が見込めず、会社の企業価値を見直して474億円余りの損失を計上したことが要因だということです。

 メインバンクから融資枠を確保して当面の事業継続に影響はないとしていますが、田村友一社長が経営責任をとって来年3月をめどに退任することを明らかにしました。

 日医工は去年3月、国が承認していない方法で薬を製造する不正が発覚し、富山県から業務停止命令を受けて経営の立て直しを進めています。

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