第一三共 追加接種用コロナワクチン 治験で有効性と安全性を確認[2022/11/15 15:41]
製薬大手の第一三共は開発中の新型コロナワクチンについて、追加接種用としての治験で有効性と安全性を確認したと発表しました。
第一三共はファイザーやモデルナと同じ「メッセンジャーRNA」ワクチンを独自に開発しています。
治験では、ファイザーやモデルナのワクチンを2回接種したおよそ5000人を対象に3回目のワクチンとして第一三共が開発中のワクチンを接種したグループとファイザーやモデルナのワクチンを接種したグループを比べました。
その結果、有効性と安全性が確認できたということです。
第一三共は来年1月の厚生労働省への承認申請に向けて準備を進めるとしています。
また、オミクロン株に対応したワクチンについても今後、治験を計画しているということです。