塩野義製薬 開発中のコロナワクチンを申請 国内初[2022/11/24 19:28]

 塩野義製薬は開発中の新型コロナワクチンについて、厚生労働省に承認申請したと発表しました。国産のコロナワクチンの申請は初めてです。

 塩野義製薬のワクチンは「組み換えタンパクワクチン」と呼ばれるタイプのもので、海外のインフルエンザワクチンなどでも活用されています。

 このワクチンは新型コロナウイルスの従来株に対応したもので、成人を対象に1、2回目の接種用と3回目の追加接種用として申請されました。

 オミクロン株など変異株に対応したものも研究・開発を進めているということです。

 また、塩野義製薬の手代木功社長は22日に緊急承認されたコロナの飲み薬「ゾコーバ」について、1年間の期限付き承認のため今後さらにデータを集め、安全性と有効性の検証を進めると説明しました。

 また、来年3月末までに300数十万人分の製造が可能で、来年度は国内で1000万人分を製造できるとしています。

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